心理療法(カウンセリング)

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当院では経験豊富な臨床心理士による心理療法(カウンセリング)を行っております。

  • 気分の落ち込みを改善したい
  • くよくよ考える性格を何とかしたい
  • 職場の同僚や友人関係について考えたい
  • 家族や夫婦の問題について相談したい
  • 職場復帰したいがどんな準備をしたらよいのかアドバイスが欲しい
  • 自分自身のことをもっと理解したい

このような問題や悩みでお困りの方のご相談を受け付けております。
ご相談内容に応じて適切な心理技法を用い、患者様と一緒に考え、問題解決や「ご自分らしくいられるようになること」を目指します。

ご利用の仕方

1. 予約制になっております。

カウンセリングは診療の一環として行っておりますので、医師の診察も受けていただきます。

2. 料金

30分2,160円の予約料をいただいております。予約料とは別に診察料がかかります(3割負担で1,500~1,700円程度)。

3. 申し込み

医師またはスタッフにご相談ください。

次のような心理療法をご提供しております。

ストレス・コーピング

現代人にとってストレスとなりうる出来事は多種多様にありますが、とりわけ自分自身ではコントロールが難しいこと・予測ができないことに関して、人はストレスを感じやすいと言われています。
こうした状態は長期的に続くことで私たちに精神的あるいは身体的な苦痛をもたらしますが、一方で人は何とかしてその苦痛を和らげようと努力することができます。このようにストレスを引き起こす出来事(ストレッサー)に対して、苦痛を軽減させようとする対処の過程をコーピングと呼びます。
コーピングには、主に問題中心型対処(problem-focused coping)と情緒中心型対処(emotion-focused coping)という2つの機能が知られています。問題中心型の対処は、目の前の問題に対する具体的な解決方法をいくつも考え、新しい知識や技術を身につけるなどといった、実際の変化を伴う方法です。一方情緒中心型の対処は、その状況の中にポジティブな面を見出し、一度立ち止まって出来事を冷静に見返すなどといった、心の安定を目指す方法です。いずれもコントロールの難しい状況に対してアプローチの仕方や物事の受け止め方を変えることによって、心身のバランスを保とうという働きかけであると考えられています。「人に相談する」という行動は問題解決の糸口を提供してもらうという点では問題中心的であり、相手の理解や共感を得ることによって心を落ち着かせるといった点では情緒中心的でもあります。状況や目的に応じて、どのようなコーピング法を用いるかを検討していくことが大切になります。

認知行動療法

認知行動療法とは、「認知」(現実の受け取り方・とらえ方)に働きかけて、気持ちを楽にしたり物事をうまく対処できるようにしたりする心理療法の一種です。一口に認知行動療法といっても、その種類は様々です。第一世代と呼ばれる行動療法と第二世代と呼ばれる認知療法の2つの系譜があり、さらに近年では第三世代としてマインドフルネスという新しい流れも出来てきています。認知行動療法は、それらの技法や理論を、相手の症状やニーズに応じて効果的に組み合わせて用いる心理療法の総称とされています。エッセンスとしては、現実場面で困っていることに関して、気分・思考・行動・身体反応がどのような循環で生じ、維持されているかという「仮説」を生成し、その仮説に基づいて、自分を追い詰めていたり、自分の行動を制限したりしている歪んだ認知を修正していきます。認知を変えていくことで行動が変わっていくこともありますし、逆に行動を変えることで認知が変わっていくこともあります。うまくいかない場合は仮説を再検討して修正し、アプローチを柔軟に変えていきます。症状を具体的・数量的に把握して効果を検証する特徴から、さまざまなメンタルヘルスの問題に対しての有効性が実証的に認められている心理療法と言えます。

マインドフルネス

認知行動療法はパブロフの条件反射や学習理論に端を発した行動療法に始まり、次第に認知に焦点をあてながら行動変容をも目指していく認知療法の視点が加わるようになりました。これらの流れをそれぞれ第一世代・第二世代とすると、近年は第三世代の認知行動療法としてマインドフルネスに注目が集まっています。マインドフルネスとは、“今”この瞬間に充分な意識を向け、現実を価値判断せずあるがままに受けとめる心の状態を意味しています。マインドフルネスの考え方を用いた取り組みは、J・カバットジンが東洋の禅の思想に影響を受け、1979年に医学的な治療法としてストレス低減プログラムを開発したことで知られています。技法は瞑想が中心となりますが、これは注意集中力を養い、自身の心の動きを見つめることで自己理解を進めるということが目的となっています。具体的な方法としては呼吸や身体感覚の観察の他、静座瞑想や歩行瞑想などが挙げられます。対象に注意を集中している過程で別の考えに注意がそれてしまっても、評価を下さずにただ観察するのみにとどめ、再び対象に注意を引き戻すことが大切です。こうした注意訓練を繰り返しトレーニングすることによって、思考にとらわれてしまう一定のパターンから抜け出し、“今”という瞬間を豊かに体験することができるようになると考えられています。

リラクセーション法

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人は不安や緊張を感じると心臓の鼓動が激しくなったり、手足が震えたり、頭が真っ白になるような感覚を味わうことがあります。このようなストレス反応は多くの人が経験することですが、時にそれらの反応がより一層心の重荷になり、自己コントロール感を奪うように感じられることがあります。そうした時には、よく“リラックスしよう”などといった言葉を用いて自身の心を落ち着けようとすることが多いのではないでしょうか。リラックス状態とは、自律神経系の副交感神経系が亢進する状態を指します。しかしながら、完全に弛緩して頭に靄がかかったような状態になってしまっては、逆にパフォーマンスが伴わなくなってしまう可能性があります。つまりリラックス状態とは緊張か弛緩かという二分化された状態ではなく、場面や目的に合わせてベストな状態に自分をコントロールした状態であるといえます。それぞれが思い浮かべる日頃のリラックス方法は、人によって千差万別です。生活の中で自分なりのリラックス方法を編み出し活用していくことは、日常生活を営む上で大きな支えとなるでしょう。また、呼吸法や筋弛緩法などのトレーニングを取り入れることによって、筋肉の過剰な緊張状態を緩和し、心理的にも安定した適切な状態に自分をコントロールする術を身につけることも可能です。身体的・精神的な不安や苦痛を抱えている人はもちろん、ヘルスプロモーションの方法の1つとしても、リラクセーション法は有効であると考えられています。

アサーション・トレーニング

アサーション・トレーニングとは、行動療法から派生したコミュニケーション・スキルのトレーニングの1つで、アメリカ発祥のものです。アサーション(assertion)という言葉を辞書で引くと「主張、断言」という意味が載っています。そのため、「強く自分の意見を主張する」ためのトレーニングという印象を持たれるかもしれませんが、ここで言うアサーションとは「自分も相手も大切にした自己表現」を指します。アサーション・トレーニングの理論では、自己表現のパターンとして3つ挙げられています。自分の気持ちや考えを押し殺し、相手の意見を受け入れる「ノン・アサーティブ」な自己主張も、相手の意見を受け入れず自分の言い分を押し付ける「アグレッシブ」な自己主張も、「自分も相手も大切にした自己表現」とは言えません。相手の意見も聞いて理解したうえで、自分の意見も率直に、正直に、その場にふさわしい方法で表現する「アサーティブ」な自己表現を目指します。アサーティブな自己表現を身につけることで、対人関係でのストレスを減らし、円滑なコミュニケーションが可能となります。近年では、メンタルヘルスの領域だけでなく、働く人のための研修などにも用いられており、さまざまな場面で応用の利くトレーニング方法と言えるでしょう。

レジリエンス

レジリエンス(resilience)とは日本語で「回復力」「復元力」などと訳され、ストレスやショッキングな出来事を体験した後でも良い状態を保ち、そうした状況からうまく回復できる力のことを指します。例えば同じ外傷体験を持つ人々の中でも、必ずしも全員が心理的な不調を訴えるわけではありません。ある人は危機的状態において多大な影響を受けるのに対し、またある人は上手に対処し切り抜けることができるというこの違いは何かという点を、より回復論的な観点から注目した概念がレジリエンスです。レジリエンスを効果的に発揮できる人は、悲しみや苦痛を感じない、傷つかないというわけではありません。そうした困難な状況に直面しても、回復し立ち直る方向に自身を導くことができるということが、レジリエンスを有するということなのです。レジリエンスを構成する要素は様々であり、遺伝的・生物学的な要因や心理的・社会的要因など、多くの因子が影響していると言われています。中でも心理的要因としては出来事の解釈や評価の他、感情や衝動をコントロールする力、問題を解決する力などが含まれており、これらは個人が自分自身の力で獲得し、育てていくことのできる能力です。ストレスや心の問題に対処する、あるいはそれらを予防するという観点からも、逆境に対処する心のしなやかさを養うことが効果的であると考えられています。

社会技能訓練(SST)

社会技能(Social Skill)とは、人と人がお互いに助け合い、人間関係を維持する・深めていくための能力のことです。自分の考えや感情を相手にわかりやすく伝えること、相手の考えや感情を正確に受け取ることなど、相手と快い関係を築いていく技能全般を指します。ただ、この能力は決して「誰でも簡単に発揮できるもの」ではありません。運動の苦手な人や勉強の苦手な人がいるように、社会技能に苦手さを持つ人がいるのも自然なことです。だからこそ必要に応じて「意識的に」社会技能の練習を行うことが、会社・学校・ご家庭などでの人間関係のトラブルを防ぐ上で重要となります。社会技能訓練(Social Skills Training=SST)は、認知行動療法の一種で、対人関係を円滑にするスキルを一つ一つ丁寧に練習していく点に特徴があります。例えば、「相手が伝えていることを正確に理解するスキル」「相手に何を伝えるかを考えるスキル」「伝える内容を適切な言い方で表現するスキル」など、練習する技能を細かく分けてとらえることで、「このような場合はこのように対応するといい」といったような「上手なコミュニケーションのパターン」をじっくりと身につけていきます。適宜、ロールプレイ(生活における何らかの場面を想定した会話を実際に行うこと)も行い、「今の言い方のどこが良かったか」「どの部分をどう工夫するとより良くなるか」を臨床心理士等が具体的に説明します。「何にどう注意すればいいのか」という具体的な指針を見出す練習法であるため、社会技能を「日常生活の中でなんとなく身につける」のが苦手な方でも取り組みやすい、ということが、社会技能訓練の持つ強みであると言えます。

芸術療法

芸術療法とは、様々な表現活動を通して心のケアを行う心理療法です。芸術と言っても、決して表現の「上手い・上手くない」を見るものではありません。「何を表現してもいい」という安心できる環境の中で、表現を通して自己治癒力を高めていくための方法です。会話の中では表現しづらいイメージを、絵などの形で表現することは、抱え込んでいた思いを発散させたり、ご自身の持つ力に気づいたりすることに繫がります。人の抱える思いは、決して会話だけで表せるものとは限りません。このため、言葉でのやりとりを中心とした方法だけではなく、「創作を通した心理療法」も、気持ちの整理などのためにとても重要な方法であると考えられます。例えば絵で自己表現する「絵画療法」や、臨床心理士と共に紙になぐり描きをして「なぐり描きの線が何に見えるか」を感じ取る「スクイグル法」などは、イメージを自由に表現する上で大いに役立ちます。その他、様々な雑誌やチラシの写真・イラストなどの中から、なんとなく心ひかれるものを切り取って一枚の紙に貼り付け、作品としてまとめていく「コラージュ療法」などもあります。既存の写真・イラストを組み合わせるため、ご自身の「表現したいもの」のイメージが具体的に思い浮かばなくとも取り組みやすい方法です。いずれの方法も、子どもの頃に創作遊びをしたときのような感性を刺激し、楽しみながら行いやすいことが特徴です。

カップルカウンセリング

夫婦関係の見直しや性の問題などご夫婦でのご相談も承っておりましたが、現在は希望される方には東京認知行動療法センターを紹介させていただいております。

クリニック概要
医院名 一宮メンタルクリニック
診療科目 心療内科・精神科
住所 〒110-0005
東京都台東区上野6-1-1小西本店ビル4階
※ 多慶屋さんの斜め向かい、1Fにメガネドラッグさんがあるビルです。
最寄駅 ・JR御徒町駅 徒歩1分
・東京メトロ日比谷線 仲御徒町駅 徒歩1分
・東京メトロ銀座線 上野広小路 徒歩1分
・大江戸線 上野御徒町 徒歩1分
電話 03-5817-4824
休診日 日曜・祝日
診療時間
9:30~
13:00
15:00~
19:30

休診日:日曜・祝日 ▲金曜午後は18:00まで ★土曜は9:30~17:00

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